所在地:山梨県甲州市勝沼町等々力173 創業:1923年
日本のワインの生きる道は、日本らしいワインを造り、それを世界の人々に受け入れてもらうこと。事実、中央葡萄酒のワインは、日本国内の品評会だけでなく、海外でも評価されている数少ない日本ワイナリーのひとつです。繊細でバランスが良く、その中でもテロワールを表現する甲州などを生み出す努力は並大抵ではありません。「家で塩辛を食べながらうちのワインを飲むのも楽しいのですよ!」という、なんとも自然体な一面も。きちんとした場でも、毎晩の晩酌でも楽しむことができる、そうしたラインナップを持っていることがこのワイナリーの懐の深さでもあるのです。
日本ワインの探究は、勝沼だけにとどまらず、山梨県内の好立地はもちろん、北海道にまで良い畑を求めていきます。日本一の日照時間を誇る山梨県の明野農場では、勝沼では持てない8haもの広大な畑を持ち、カベルネ・ソーヴィニョンやメルローなどの海外品種の可能性を探究。毎年見事なレベルアップを重ねています。