所在地:長野県松本市島立2380創業:1880年
かつて信州に合った大小さまざまな酒蔵が合併して「大信州」は発足しました。北アルプス連峰を初めとする山々に囲まれ、仕込水に使うのは、長い年月をかけて地中をめぐり再び地上に現れる北アルプスの雪解け水です。用いる酒米は長野県生まれの酒造好適米「ひとごこち」と「金紋錦」を全量契約栽培し、正真正銘の地酒造りを目指しています。合併以降、豊野と松本の二拠点で醸造を続けていましたが、令和2年に大信州全体の主な拠点となっていた松本に新蔵を建立。これまでの豊野蔵での酒造りは、松本の水を用いるために往復160㎞を運搬し、契約栽培する酒米の多くは松本平の農家であったりと、主に松本を拠点にすることが多かった大信州酒造。豊野での伝統の製法や道具などそのままに、気持ち新たに新スタートを切ったばかりです。