所在地:滋賀県甲賀市水口町本町1-7-8創業:1892年代表銘柄:笑四季 Emishiki
酒銘にある「四季」の移ろいの儚さや愉しさ、自然の美しさとは何か。5代目蔵元兼醸造責任者 竹島充修さんがそこから感じる思い出、憧れ、様々なインスピレーションに基いて現在の笑四季の酒質とコンセプトは設計されています。笑四季の味わいは、純米仕込、無添加無調整のナチュラル製法と風味の損失を極力抑える技術により、米の酒本来の魅力を100%引き出す処方がなされた贅沢の極み。決して奇だけをてらったものではなく、そこはかとなくシンプルで鮮烈さが際立っています。また、笑四季は香りに主眼を置かず、「きれいな甘さ」を中心軸として酒質設計をしています。クリーンな中にも郷愁を誘う味わいと、一度口にした方であれば「笑四季らしさ」という普遍性を感じるのもそのため。
お酒の仕込に使用している水は、鈴鹿山系伏流水とされる自社井戸2号「蔵清水」(井戸深度 5m 硬度55mg/L)、および長石鉱山跡に噴出する水で、硬度が低く不純物がほとんどない滋賀県大津市平津西山「岩間山岩深水」(硬度10mg/L 湧水量80L/分)を酒質設計に合わせて使い分けています。