所在地:神奈川県鎌倉市小町2丁目6-43創業:2020年
旅はメゾンカカオのクリエイションの源であり、想像を超える驚きをお客様に届けるために、何よりも重要なもの。出発の地はコロンビア。創業者石原紳伍氏のカカオへの想いが高じて、この地に自社農園を開くにまで至りました。メゾンカカオのクリエイションの根底にあるのは農業、そして自然への敬いです。そして、北は北海道から南は沖縄まで、最高の素材を求めて、日本各地の果樹園や畑を訪ねます。チョコレートに合わせる果実やナッツなどの「素材」は製品づくりに欠かすことができません。土地に直接足を運ばなければ体験できないことを製品という形でお客様にお届けしています。最後に、ブランドをつくる過程もまた、旅のひとつ。ブランドに関わる一人一人の「旅」から得られる体験や感情が、価値観や美意識をより豊かにし、メゾンカカオの魅力的なチョコレートを生み続けます。
イチジクの葉やコブミカンなど、通常ではありえない素材をあえて選んでみたり、シードルとチョコレートなど、意外な掛け合わせしたり、さらに、カカオと魚を合わせた「カカオ料理」という世界に類を見ない境地を開拓する。そこへサイエンスを加えるのがメゾンカカオ。例えば、日本人の唾液量は欧米人の半分以下という事実から水分量を極限まで高めるチョコレートを着想。乳化する温度帯の調節を繰り返し、最適な水分含有率を算出することで水分量15%以上という生チョコレートが誕生しました。日本人の口に合う、驚くほどやさしい口溶けはサイエンスの賜物なのです。常識にとらわれない真剣なクリエイションと、サイエンスが、想像を超える驚きとおいしさをもたらしてくれます。