所在地:滋賀県蒲生郡竜王町弓削475 創業:1963年 代表銘柄:松の司 Matsunotsukasa
滋賀県といえば、日本一の湖琵琶湖があります。琵琶湖には数多もの水脈が流れ込む為、農業排水というものは特別意識されます。日本酒造りにおいてはお米が無いことには始まりません。そのためお米を育てた後の排水にも徹底した意識を持ち、農薬・化学肥料を従来の半分以下にする取り組みや濁水防止啓発活動など、随所に環境保全へのアプローチがあります。無農薬・無化学肥料栽培にも着手し、浮草(AZOLLA)を活用したお米造りもしています。
この土地でしか味わえないお米というものがあります。また、自社精米しているからこそ、ミクロクリマの土壌の違いに合わせたお酒造りができます。圃場1つ取っても平地・山裾などによる土壌の違いなどが存在し、実際に出来上がるお酒にも異なった味わいを生み出します。 地元で育まれたお米は地下120mから吸い上げられた水によって醸され、中でも圃場別に仕込まれた純米大吟醸ブルーラベルのシリーズは圧巻。永年の経験による丁寧な手造りが、松の司の真髄でもあります。