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島之内フジマル醸造所

島之内フジマル醸造所 Shimanouchi Fujimaru Jyozojyo
所在地:大阪府大阪市中央区島之内1-1-14 三和ビル 1階
創業:2006年
自社畑を持つアーバンワイナリー
今や数多く存在するアーバンワイナリーのはじまりはここ、「島之内フジマル醸造所」。
レストランなどでソムリエとして勤務し、海外のワイン産地で学ばれた藤丸智史さんが帰国後にオープンしたワイナリーです。大阪のテロワールを表現するワイン造りを目指していた藤丸さんは、ワイナリーオープン前の2006年から資金調達の傍ら、「テロワールの意味を真にわかってくれる飲み手」を集めるべく、大阪・日本橋に自身のワインショップをオープンさせていました。
実は大阪は日本でも屈指のワイン造りの歴史を有していて、1930年代の最盛期にはブドウ栽培面積は山梨を凌ぐほど。ワイナリーも110軒を超えていたという記録があります。
「島之内フジマル醸造所」がぶどう栽培の第一歩が動き出したのは、2010年。雨が比較的多い環境でありながらも減農薬栽培を続け、大阪のテロワールをしっかりと映し出すポテンシャルを持つ品種を作っています。全体の7割を占めるメインの品種はデラウェア。大阪の気候にもっとも合う品種だと考えているそう。また、以前飲んだ大阪のメルロを使用したワインに可能性を感じたことから、メルロの栽培にも力をいれているようです。
都市にワイナリーを構えながらも、自社のぶどう栽培のレベルを上げ、納得のいくワインを造ることを実直に目指しています。
オレンジワインへのこだわり
「オレンジワイン」という言葉が浸透していなかった2014年ごろからすでに、白ワイン用品種を皮ごと発酵させる「醸し発酵」の手法を用いてデラウェアのワインを造ってきた島之内フジマル醸造所。実は藤丸さんこそが、オレンジワインという概念を日本にいち早く取り入れた人物のひとり。
ワインショップの仕事で、ジョージアに行った際にデラウェアにそっくりなぶどうが皮ごと醸されているのを見て、自らも挑戦してみようと思い立ったのがきっかけでした。そして、そのワインがレストランで「オレンジワイン」というカテゴリーでメニューに記載されていることにも衝撃を受け、すぐに醸し発酵に使う伝統的な壺(クヴェヴリ)を現地で購入して日本に配送。自身の経営するレストランのカテゴリーにも『オレンジ』を追加。
フラッグシップワインとして、日本食と相性の良い「オレンジワイン」にこだわりを持っています。
島之内フジマル醸造所
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