天空のテロワールでワインを造る
エルキ・ヴァレイのアンデス高地は、世界的に有名な天文観測所や日食の観測スポットとして知られる、世界で最も星が綺麗なロマンティックな場所です。 また、「エルキの神秘」という逸話があり、古代の先住民はエルキの空に“神の世界”と“人間の世界”をつなぐ橋が架かると信じていたといいます。 その橋の影響か、この地には電磁波が走り抜け、手指がビリビリと痺れるそうです。 カメラなどの電子機器は作動しなくなることもあるそう。 まさに、マルセロ氏のワインは、無数の星空と大地のエネルギーを一心に浴びて造られた、超神秘的なワインなのです。
【エルキ・ヴァレイ】
日本のほぼ真裏にある、チリのエレキ・ヴァレー。そこにある「アルコウアス村」の超標高にマルセロ氏のワイナリーはあります。 エルキ・ヴァレイの特徴として、平地で暖かい土地柄からアルコール度数の高いお酒が多くつくられることがあげられます。 そのため、ピスコと呼ばれるお酒が名産であり、エルキ・ヴァレイにはワイナリーはほとんどありません。 一方で、アルコウアス村は赤道に近い場所に位置しており日照量も多いのですが、冷涼な地域です。 また、ミネラル土壌であるため、地中海系品種が育つベストな条件が揃っています。 マルセロ氏の畑はアンデス山脈の中腹の高地にあり、超標高が高い冷涼な地域であるため、酸度の高いワインを造ることができるのです。 マルセル氏の畑はほとんどが急斜面の畑です。日照量は多いですが気温はブルゴーニュ並みに低く、朝晩の寒暖差も大きくなっています。 加えて、石英を含む「花崗岩」の土壌であり、ワインに優れたミネラルを与えます。 世界でも最高峰のシラーが育つ生まれる土地の1つで、極上のシラーワインを造っています。