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スペイン
太陽の沈まぬ国・スペインからやってきた!
王者の風格宿るスペインワイン特集
フランス、イタリアとともに、ヨーロッパの3大ワイン生産国の一つであり、ワイン造りにおいて古い歴史を持つスペイン。
紀元前から脈々と受け継がれてきたワインには太陽と海のエネルギーが宿ります。
王者の風格宿るスペインワインの中でもさらに実力派なワインを集めました。
スペインのあんなことやこんなこと
かつて“太陽の沈まぬ国”と称され、ヨーロッパ、そして世界に君臨してきた歴史を持つスペイン。
国土は約50.6万km²で日本1.3倍、国内外には17の州と50の県があり、現在21カ国でスペイン語が公用語として話されています。
スペインのワイン用ブドウ栽培面積は、約994,478haで世界第1位!
この数字はEU圏内の全ブドウ畑の面積の約30%を占めており、ワインの生産量は約4,023万hlで世界第3位を誇ります。
スペイン国内17の自治州全てでブドウ栽培が行われており、幅広くバラエティ豊かなワインが造られていることが魅力的。
収穫されたブドウの51.1%が赤ワインとロゼワインへ、48.9%が白ワインとして醸造されており、カバやシェリーなど世界的にも知られたワインが多く存在しています。
スペインの全てを堪能できる!注目の産地「ガリシア州」
■リアス・バイシャス D.O
ガリシア州で最も有名なワイン産地であるリアス・バイシャス。リアスは「入り江」、バイシャスは「下部や南部」というガリシア語が由来です。
雨も多く、湿度が高いため、日本と同じくブドウ造りも伝統的な棚仕立てが主流です。
リアス・バイシャスといえばなんといってもアルバリーニョ!栽培されるブドウのうち95%をアルバリーニョが占めています。
昨今では、協同組合を中心に醸造技術が向上し、リンゴやレモンなどの柑橘類や白い花といったフローラルなアロマを持つフレッシュな白ワインが多く造られ、一躍スペインの高級白ワインの代表となりました。
海の街で育ったアルバリーニョはミネラルと塩味が詰まっており、魚介類との相性も抜群です。
アデガス・バルミニョール
バルミニョール アルバリーニョ 2023
¥ 3,850 (税込)
常に高い評価を集めるリアス・バイシャス屈指の造り手として認められているアデガス・バルミニョール。
ミネラル感や柑橘系のフルーツ、アプリコットを想わせる香り。フレッシュな酸味が心地よい白ワインです。
■リベイラ・サクラ D.O
「聖なる川岸」という意味を持つ、リベイラ・サクラには昔たくさんあった修道院を中心に行われたブドウ栽培とワイン造りの歴史があります。
ミーニョ川と西に流れるシル川の流域に沿って細長く伸びた内陸の産地で、川沿いの渓谷の急斜面上には段々畑が築かれています。
白ワインはゴデーリョ、赤ワインではメンシアが有名です。
アデガス・ギマロ
カミーノ・レアル 2020
¥ 3,795 (税込)
樹齢50年を超える複数区画のブレンド。
しっかりと熟した赤果実の、力強くも艶やかなフルーツ感に、高い酸やきめの細やかなタンニン、黒コショウを想わせるスパイスも感じられます。
ポイント!D.Oとは??
州(自治州)は、スペインの広い地域区分であり、各州の中には、気候や地形に応じた複数のD.O.(原産地呼称)が設定されています。
それぞれのD.O.は、その地域の特徴や歴史、気候に合わせたワインを生産しています。
情熱宿る!スペイン赤ワインスター産地
【リオハ】
スペイン北部といえばリオハ!で覚えればOKなほど主要でスターな産地。
リオハの名前の由来は、この産地を西から東へ横断し流れる大河エブロ川支流のオハ川(スペイン語でリオ・オハ)が縮まったもので、それがワイン産地名となりました。
1991年にはスペインで最初の特選原産地呼称D.O.Ca.を獲得するなど、スペインを代表するワイン産地といえます。
リオハ・アルタ、リオハ・アラベサ、リオハ・オリエンタルの3エリアに分かれており、それぞれの地域で異なるニュアンスのワインが楽しめます。
- リオハ・アラベサ:果実味たっぷり!長期熟成も◎な赤ワインが多い
- リオハ・アルタ:酸がしっかりとあり、長期熟成に向いた赤ワインが多い
- リオハ・オリエンタル:カジュアルタイプの赤ワインが多い
エグーレン・ウガルテ
ウガルテ リオハ レセルバ 2017
¥ 3,630 (税込)
正統派な熟成タイプの赤ワイン。オーク樽のニュアンスと表現力豊かな果実味のバランスが特徴的。
熟成感と力強いタンニンのバランスに優れています。
【プリオーラト】
プリオーラトは、スペインのカタルーニャ地方に位置するワイン産地で、暑い地中海性気候と「リコレリャ」土壌が特徴です。
主要品種はガルナッチャとカリニェナの2種で、凝縮した果実味とミネラル感を持つフルボディの赤ワインを生み出します。
急斜面での栽培や厳しい気候条件により、ワインは複雑で長期熟成に耐えられるものが多く、リベラ・デル・ドゥエロと同様に、スペインの最高格付け「DOQ」を取得しています。
フランク・マサール
フランク・マサール プリオラート ウェリャス 2016
¥ 7,700 (税込)
フランクのアイデンティティーを象徴するトップ・キュヴェ!
この年からプリオラートをエレガントに仕上げるためにマセラシオンの期間を短くしタンニンの抽出を抑えたそう。
結果、ボリューミーなのにスマートで、エレガントな果実味とシスト土壌から来るエッジの効いたミネラルが交差する素晴らしいワインに!
果実味が艶やかでありながら6年瓶で寝かせてもビクともしないタイトな骨格は、まだまだ熟成も期待できそうです。
日本で楽しむスペイン料理!
魚介派には・・・バレンシア州×パエリア
パエリアの正式名称は「パエリア・バレンシアナ(Paella valenciana)」であり、バレンシア州はパエリアの発祥地!
数多くの漁港があり漁業が盛んで、また、オレンジなどの柑橘類やアーモンド、米などの農業も盛んです。
夏は暑く、冬はそこまで寒くない環境で雨もあまり降らないため、濃いめの赤ワインがよく造られます。
港の街ということもあり、魚介と合わせるならバレンシアのワインがオススメです。
お肉派には・・・マドリード州×マドリード風カージョス(牛肉のトマト煮込み)
マドリード風カージョスとは、スペインの首都マドリードの伝統的な料理で、言うならば牛モツのトマト煮込みです。
牛モツをトマトベースのソースでじっくりと煮込めば、トマトの酸味とモツのうまみがトロトロで美味。
もし牛モツが用意できない場合は、スペアリブで代用しても◎
平均標高が654mとヨーロッパの中では高い位置にあるマドリードで育ったブドウは凝縮感たっぷり。
マドリード風カージョスには果実味たっぷりな赤ワインと合わせてほくほく温まりましょう♪
野菜派には・・・カタルーニャ州×エスカリパーダ(焼き野菜)
エスカリパーダは、ナスや赤ピーマン、タマネギなどの野菜をじっくりと焼き、オリーブオイルをかけて提供するシンプルな野菜料理です。
野菜をじっくりと焼くことで、香ばしさと甘みが引き立ち、特にパンと一緒に食べたり、メインディッシュと一緒に楽しむと◎
カタルーニャといえばやっぱりカヴァ(Cava)!瓶内二次発酵を行う伝統的製法により生産されるスパークリングワインで、伝統的にワインの熟成などを行っていた「洞窟」を意味するカタルーニャ語が語源となっています。
まずは前菜として、カヴァでシュワっと一杯。野菜の心地よい苦味とのマリアージュをお楽しみください♪
必ずご注文確定までお進みください。