熟成ならではの深みと、生酒特有のフレッシュさが融合した特別な一本です。
5年間の熟成を経て、メロンや白桃を思わせるジューシーな果実味と、爽やかなハーブの香りが見事に調和しています。
ほどよい酸味が全体を引き締め、バランスの取れた飲み口を実現。
滑らかな口当たりとともに、余韻にはフルーティーな甘みが広がります。
このお酒は、通常の熟成酒にはない軽快さと飲みやすさを併せ持ち、特別な時間を演出するのにふさわしい逸品です。

受賞の栄光に輝く、至高の一滴。

このお酒は、今和五酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞した斗瓶取りの出品酒。仕込み水には、御神体「三輪山」の伏流水である歳内井戸の湧き水を使用しています。また、米には今年度収穫された奈良県産山田錦の中から、特に高品質なものを厳選しました。これらの素材をもとに、蔵の技術を極限まで集約し、丁寧に醸し上げた渾身の一作です。

「アルコール添加」や「香り系酵母」に頼らず、純米酒と9号酵母、奈良県産米を用いた、みむろ杉の基本を貫いた酒造りで金賞を目指すと決めてから3年。「出品酒 大和」は、みむろ杉が大切にしている酒造りの信念と情熱を形にした一本です。このお酒に込められた想いを、ぜひ五感で感じ取っていただければと思います。

究極の引き算、日々醸造。

松本日出彦さんが創業した「日々醸造」は、京都の豊かな自然と伝統を活かし、料理を引き立てる日本酒を追求しています。 使用する米は、兵庫県旧東條町の「西戸村」と「旧米田村」で生産された最高品質の山田錦。その年ごとに異なる米の個性を、京都の水で美しく表現する独自のスタイルが「日々醸造」の真髄となっています。

特別な「Library Selection 2021+3」は、低温熟成によって生まれる澄み切った旨味と、上品な余韻を備えた、卓越した一本です。松本さんはこのお酒について、次のように語っています。 「日々醸造として初めて醸造した第一酒造期の中で、最も美しい味わいだったロットを少量蔵で熟成させました。時の流れでしか生まれない特別な旨味が、瓶の中で花開くと信じて、大切に残していたボトルです。皆さまの大切な瞬間に、このお酒をお供させていただけることを心から願っています。」