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商品情報
人口約1,200人の離島
沖縄県伊平屋島の地米を使った
クラフト泡盛「しまぐみ」
「しまぐみ」の「ぐみ」とは沖縄の言葉でお米のこと。つまり「島の米」という意味。柔らかな口当たりで、とても芳ばしく、ナッティで心地よい甘みをが感じられます。「伊平屋島」のテロワールを感じる泡盛をお楽しみください。
なお、「しまぐみ」のリブランディングを担当することになった経緯はこちらのnoteをご覧ください。


沖縄の米をつかった泡盛は全体のわずか0.6%
「しまぐみ」は、伊平屋島の豊かなテロワール(土壌)を活かした「クラフト泡盛」です。泡盛は一般的に輸入のタイ米で作られますが、先代の保久村昌章氏は「輸入のタイ米ではなく、新たに島でお米づくりをはじめて、その沖縄のお米で泡盛を造りたい」と考えました。伊平屋島は沖縄県の中でも山地が多く、お米の産地になり得る可能性があったからです。その挑戦の結果、2013年に完成したのが「しまぐみ」です。泡盛の中でも、沖縄県産の原料だけを使った泡盛は全体のわずか0.6%となります。
沖縄県でもっとも本州に近い島「伊平屋島」
伊平屋島は沖縄県で最北端にあたる位置にあり、本島北部の運天港からフェリーでおよそ80分。透明度の高い海が特徴で、ダイビングスポットとしても知られています。また、日本初の公式ナイトマラソン「伊平屋ムーンライトマラソン」の舞台でもあります。「しまぐみ」をつくる伊平屋酒造所は、1948年に伊平屋島の23人の有志が集まり設立された「伊平屋酒造組合」を1974年に保久村家が事業を引き継いだ酒造所です。現在は先代のパートナーである保久村政代が代表。息子2人が造りを担当しています。


伊平屋島とは?
・特徴:沖縄最北端の有人島
・人口:1,213 人(2020 年10 月末時点)
・特産品:もずく、米、黒糖、泡盛
・観光・レジャー:スキューバダイビング、ムーンライトマラソン、神話のクマヤ洞窟、絶景の野浦大橋など
・アクセス:今帰仁村運天港(那覇から車で90分)よりフェリーで80分(日帰りは不可能)
1. 琉球弧の北端に位置する「結節点」
伊平屋島は、琉球列島の北端に位置し、沖縄本島と奄美群島の中間に位置しています。
黒潮の影響を受け、古代から文化の交流点としての役割も担っていました。
2. 豊かな自然がもたらす心の余裕と文化的価値
伊平屋島には「じゅーてー」という独自のおもてなし文化があります。
・豊かな自然と食料:海、山の恵みが豊かな伊平屋島は、離島でありながら食料が豊富。
・生物多様性:豊かな水資源、沖縄最大の湿地帯は多様な生物の生息を可能心の豊かさが育む。
・歴史文化:自然・資源豊かな伊平屋島は、昔から外からくる人や文化に敬意を払い積極的にもてなし、交流してきた。
3. 歴史的価値
伊平屋島は、その地理的な条件、地層、気候、そして歴史が織りなす、まさに「奇跡の島」と言えるでしょう。
・神話時代の聖地:天の岩戸伝説の洞窟や、神武天皇発祥の地という伝承が語られる島。
・1億年前の貝塚:島尻貝塚、田名貝塚と1億2000万年前の土器や石器が出土している。
・琉球王朝の起源:琉球王朝の始祖とされる尚巴志の祖父、屋蔵大主が暮らした島であり、琉球王国成立に深い関わりがある。
・泡盛の起源:伊平屋島は、泡盛発祥の地の一つとされており、日本の蒸留酒の歴史において重要な役割を果たしている。
「悠久の歴史と風土が育んだ、唯一無二の物語」
伊平屋酒造所の泡盛「しまぐみ」は、単なるお酒ではありません。
それは、日本の蒸留酒の起源とも言える泡盛の歴史と、伊平屋島の豊かな風土、そして人々の情熱が織りなす、まさに飲める歴史物語なのです。