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推薦者からのコメント

商品情報
シチリアの赤と言えば見た目も味も濃厚なネロ・ダーヴォラが有名ですが、今回ご紹介するワインはフラッパートという品種を使用。
軽やかな果実味とスパイシーな香りが魅力。タンニンもあまり強くなく、少し冷やして飲んでも美味しいです。
甘く華やかな完熟のイチゴや甘草の香りに、上気したように白コショウのようなスパイシーさがあり、香りの風味が柔らかく広がります。タンニンは控えめで、キュッと締める酸があり、余韻も軽やかです。COSはイタリア・シチリアの南端、ヴィットーリア地区にあるワイナリー。ヴィットーリアは大手のワイナリーにバルク売り、もしくはブドウの供給源として知られていた地域で、クオリティーの高いワインを造る産地ではありませんでした。
COSはそんな場所で、より純粋なヴィットーリアの個性を表現するために、畑は化学的な薬や肥料は一切使わず、セメントやアンフォラなどで醸造を行ない、高品質なワインを生み出しています。
シチリアの赤と言えば見た目も味も濃厚なネロ・ダーヴォラが有名ですが、今回ご紹介するワインは「フラッパート」という品種を使用。(シチリアで初めてのDOCGを取得した「チェラスオーロ ディ ヴィットリア」は、フラッパート(ネロ・ダーヴォラをブレンドした物もあります)から造られています。)
フラッパートから造られるワインは軽やかな果実味とスパイシーな香りが魅力。
タンニンもあまり強くなく、少し冷やして飲んでも美味しいです。
甘く華やかな完熟のイチゴや甘草の香りに、上気したように白コショウのようなスパイシーさがあり、香りの風味が柔らかく広がります。
タンニンは控えめで、キュッと締める酸があり、余韻も軽やかです。
アンフォラとセメントタンクと半々で熟成させていることも柔らかな味わいに繋がっています。
シチリアと言えばマグロが有名な食材の1つですが、日本で定番の山葵と醤油とマグロのお刺身にもぴったりの赤ワイン。
ファニーな形とラベルで見ていても楽しくなるワインです。
ぜひお試しください!!
【C.O.S】
※輸入元資料より抜粋
シチリア「ヴィットリア」での高品質ワインの歴史は浅い。「コス」が創業した80年代、高品質少量生産ワイナリーは1軒も存在しなかった。
「ジュスト・オキピンティ」、「ジャンバティスタ・チリア」と「チリノ・ストラノ」の 3 人がこの地のワイン造りの復活を目指して創業した。
『3人の名前の頭文字を取ってC.O.Sと名付けた。現在ではチリノが抜け、ジュストとティッタ(ジャンバティスタ)の2人で運営している』
当初は当時の最先端のワイン造りを取り入れていてバリックが並び、カベルネを尊重していた。
『ワインと自然の結び付きを感じ始め、ビオディナミに行き着く。2000年には古代のワイン造りを目指し、シチリアで初めてアンフォラを導入』
今ではバリックは全て売却され、150個の「アンフォラ」が地中に埋められている。これは世界最大規模のアンフォラ醸造所だ。
除草剤で縞模様になった畑が未だに多い「ヴィットリア」。彼等の畑は青々とした草に溢れて健康的。一切の薬剤は使用しない。ボルドー液さえも使用しないという完全無農薬の畑。彼等の畑は森や果樹園に隣接されている。古い株仕立の低い葡萄樹は下草と同じ高さで葡萄畑と森の区別がつかない。
『人間が狙って造った味は単純。不揃いで計算できない複雑さが自然なワインを造る。こうして完成したワインは感情的で動き出すようだ』
醸造所からバリックが消え、アンフォラが地中に埋まっている。ステンレスタンクは伝統的セメントタンクに変わった『葡萄の人生にステンレスは無い。できる限り自然な素材の中でワインにしていく。アンフォラは土なので葡萄にとって一番身近な素材』
アンフォラの効能は適度な酸素置換とワインにタンニンや香などを与えないこと。しかし、彼等が一番重視するのは葡萄にとって一番身近な素材であること。
150個のアンフォラは150種類のワインに育つ。バクテリアや酸化の問題は樽やタンクより大きく、毎日試飲をし、毎日噴きこぼれたワインを洗い流す等、細かい対応が行われている。
「コス」のアンフォラ発酵・熟成のワインで揮発酸や酢酸を感じることは無い。清潔に保たれた彼等のセラーを見れば納得できる。
熟成中のワインは「ティッタ」が好きなクラッシク音楽を聴かせながら熟成されている。『ワインは感情を持っている。葡萄と同じで育った環境で個性が変わる。ゆったりとした音楽を聴いて育ったワインは癒しを持っている』
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