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商品情報
手作業で収穫後、除梗し、足で踏んで破砕。開放桶で数時間から1日マセレーション。圧搾後、大樽で野生酵母により発酵、澱とともに大樽で1年間熟成。亜硫酸無添加、無濾過で瓶詰め。【輸入元より】
オーナー醸造家のクリスチャン・チダは、実験的な醸造に積極的なオーストリアの醸造界の中でも異端児と呼びたくなる存在。醸造学校へ通ったこともなく、ワイン造りは祖父と父、そしてロワールとブルゴーニュの生産者達から独学で学んだというが、モットーは「レッセ・フェール」。放置して、自ずから調和に至らせる自由放任主義だ。
2013年産から亜硫酸は添加していない。そしてノンフィルターで瓶詰めする。14haのブドウ畑は30近く点在する区画で、栽培しているのは白はショイレーベ、ピノ・ブラン、グリューナー・ヴェルトリーナー、ミュスカ、赤はツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、カベルネ・フラン、シラー。すべてライタベルクの斜面の標高の高い位置にある。斜面にあることが重要で、地元では「水面の見えるところにあるブドウ畑から良いワインが出来る」と言っている。斜面の上部は雲母片岩(グリマーシーファー)で、下側は石灰質。いたるところに石英の塊が混じっている。斜面の背後の山からは冷気が吹き降ろすので、日中の気温が36℃になっても夜間には6℃まで下がる。この気温差がアロマを育む。また、斜面の下は湖面に反射した太陽光の恩恵も受ける。雲母片岩は熱を吸収する暖かい岩石で、石灰岩は冷たい。この、斜面上部の岩石からの暖気と森からの冷気、斜面下部の冷たい岩石と湖から暖気という、温と冷の組み合わせが良いブドウをつくり、チダはそのポテンシャルが最大限ワインに反映されるよう極力介入を避けた醸造を行う。
それが「レッセ・フェール」(自由放任)である。画家アルフレート・フリドリチカ(2009年に他界)のエッチング作品『地上の楽園』Himmel auf Erdenにインスピレーションを受けた同名のワインの自由奔放さ、グリューナー・ヴェルトリーナーをマセレーションした「ノン・トラディション・ヴァイス」の底知れないスケールの大きさ、「ノン・トラディション・ロート」のカベルネフランの端正で繊細な深み。彼の造るワインは、いずれもが独自の世界を構築している。
ヴィンテージ | 2022 |
---|---|
度数 | |
ワイナリー | クリスティアン・チダ |
配送方法 | この商品を含むご注文はクール便でお届けします。 |
産地 | オーストリア ノイジードラーゼー |
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