所在地:愛知県愛西市日置町1813創業:1789年代表銘柄:義侠 Gikyou
人口6万人、愛知県愛西市に位置する酒造・山忠本家酒造。昔から義侠といえば「プロ・玄人向けの酒」というイメージが日本酒業界では定着していますが、技術が進歩して華やかな香り、甘味のある味わいはある程度技術を習得したら誰でも出せるこの時代に、あえて時代に合わせなかった義侠のポジションは代替不可な唯一無二の蔵となっています。美味しさのトレンドは時代によって変わっていきますが、、売りやすい酒質や戦略にシフトするのではなく、蔵に脈々と受け継がれている「自分が飲んで旨い酒」というテーマからはブレません。時代によって「旨い」という概念は刻々と変わっていきますが、義侠は「時代に合わせる」と言う考えは一切ありません。蔵元、従業員が思う「義侠の旨さ」のイメージに近づく為なら良いと思ったことはすぐに取り入れるのが山忠本家のポリシーです。米の味を最大限に引き出す事、農家へのリスペクトを込めた言葉を胸にこれからも義侠は自身の道を突き進みます。