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広島三次ワイナリー

広島三次ワイナリー Hiroshimamiyoshi Winery
所在地:広島県三次市東酒屋町10445−3
創業:1994年
お土産ワインからの脱却
現ワイナリー長の太田直幸さん。経験や知識だけでなく、感性や表現力を必要とするワイン造りに魅了され、ニュージーランドのワイナリーや大学で醸造方法を習得し、2012年帰国。
当時、世間一般的に「三次のワイン」=「お土産屋さんのワイン」というイメージが根強く残っていて、このことが太田さんのワイン魂に火を付けました。「良質なワインを造るためには、良質なブドウが必要なんです」と契約農家さんに訴え、一枝から取れる房数を少なくしてもらったり、遅摘みをお願いしたりするなど、これまでと異なる栽培スタイルを要望し、ブドウ栽培から改革を始めました。
“広島の人が誇りに思えるワインを造る”という確固たる信念と情熱で、2015年の国産ワインコンクールでは創業以来初となる金賞・コストパフォーマンス賞を受賞。その後も、数々のコンクールで受賞を重ね、三次ワイナリーの評価は確実に高まっています。
樽熟成で味わいに奥行きを出す
TOMOÉシリーズの赤ワインのほとんどはオークの木樽を使って熟成させています。木樽の良さは、木目から入るわずかな酸素によりゆっくりと酸化が進み、味わいにまろやかさを加えられること。併せて、樽ならではの芳ばしく甘い香りが現われ、それぞれのワインに変化をもたらします。
三次ワイナリーでは、香りは強めにするか、穏やかにするか、またはスパイス香にするか、チョコレート香にするかなど出来上がりを想像し、新樽と古樽、小樽と大樽を使い分けながら細部にまでこだわった醸造をしています。
積極的ブレンドで新境地へ
ワインには、単一品種100パーセントで作るものと、目的やイメージに合わせて、複数品種をブレンドして造るものがあります。三次ワイナリーは、ブレンドも積極的に行っています。野生的な味わいの小公子は単一ではクセが強すぎるため、マスカット・ベーリーAのほんのりとした果実味を加えゴージャスな味わいを演出し、より日本人の好みに合ったワインに仕上げることができるように、ブレンドの可能性は無限大。
どのワインとどのくらいの量をブレンドするか、醸造家の感覚と経験を頼りに、それぞれ持ち味を引き立てオリジナルの味わいを生み出す。まさに、芸術家の仕事としての結実が1本のワインなのです。
広島三次ワイナリー
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