所在地:広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2 創業:1880年 代表銘柄:賀茂金秀 Kamokinshu、桜吹雪 Sakurafubuki
明治13年(1880年)創業。時代の流れの中で蔵人制度の維持が難しくなり、今から30年ほど前に酒造りを一新。広島県で初めて、蔵人を減らしながらも酒造りを維持できる自動プラントの導入に踏み切りました。しかし、思うような個性のある酒づくりは難しく、再起をかけて新ブランド「賀茂金秀」造りに挑戦。自動プラントを諦め、手造りに回帰しました。平成21年、金光酒造では初となる全国新酒鑑評会での金賞を受賞。それからも次々と賞を受賞し、躍進しています。
蔵元の金光秀起さんは蔵元の息子として生まれながら、25歳になるまでは日本酒嫌いだったそう。自社の製品も含め、シンプルに美味しくないと感じ、日本酒の古臭いイメージも然り、衰退の一途を辿るしかないと思っていた矢先…、出会った東北のお酒。 華やかな香りで、口に含むと果物のような香りが口いっぱいに広がり、飲み込んだ後はきれいに消えていく。 自身が出会えた感動を届けたいという思いが、今の金光酒造の根底にあります。