所在地:山形県米沢市本町2-2-3創業:1597年代表銘柄:洌、東光 Retsu, Toukou
安土桃山時代に創業し、米沢市では最も長い、400年以上の歴史を持つ老舗酒蔵です。度々飢饉が起こった当時、米は貴重品。飢饉が起こる度に禁酒令が出されるのですが、米沢藩上杉家御用酒屋ということで、禁酒令発令中であっても酒造りが許されていた数少ない蔵の一つだったとのこと。最上川の源流に最も近い酒蔵として、その清らかな水の恵みを受け続け、長く愛され続けてきました。近年では「地酒蔵として地域性を出す」ことをさらなる目標に掲げ、原料米を地元の契約農家に次々切り替えたり、山形県の蔵元ユニット「山川光男」のメンバーとなったり(山川光男の”光”は東光の意)、より深く地元に根付いています。
日本酒を絞ったあとの酒粕を利用して焼酎を蒸留し、その後に残る焼酎粕を提携するバイオガス発電所に発電の原料として提供、その電力を購入するという、循環型のエネルギーサイクルの構築に成功。2023年から、酒造りに用いるすべての電力を自社の酒粕を活用して発電された再生可能エネルギーに移行しています。酒粕を活用した単一発電所の電源で酒造りを行う取り組みは世界初で、30代の若さで蔵を継いだ小嶋健市郎さんを中心に、小島総本店のさらなるアップデートが今後も期待されます。