くらむぼんワイン

自然と調和する優しいワイン

養蚕農家を移築したという日本家屋の母屋が印象的なワイナリー。
「くらむぼん」という名前は、宮沢賢治の童話「やまなし」で蟹が話す言葉に由来します。人間と自然の共存、科学の限界、他人への思いやりを童話で伝えた宮沢賢治に共感し、この社名が名づけられました。
ワイナリーでは「ブドウがワインに変わっていくのを助けてあげるのがワインメーカーの役目」と考え、ブドウが元来備えた特性を引き出すようにワイン造りを行っています。自社畑は足を踏み入れると、雑草と土が一体となってふかふかと絨毯のように広がり、自然の力を肌で感じる草生栽培。醸造で使用する酵母や樽の風味は、あくまでもワインに奥行きを与える存在として、果実の風味を補う形であるべきと考えています。