所在地:福岡県朝倉郡筑前町森山978創業:1956年代表銘柄:クラフトマン多田、天盃 Craftman Tada, Tenpai
原料は福岡・佐賀産の二条大麦のみを使用し、31もの製麦工程を経て酒造りに使われます。また造りにおいて「水」が重要であるという想いから、天盃では、あえて「蒸溜」の漢字を使うほど。温度が上がりやすい麦麹の発酵を抑えるため、仕込み水には硬度27㎎/ℓの地下水を使用し、割り水用には、原酒の素材感がくっきり出るよう、お茶を淹れてもおいしい硬度49㎎/ℓの地下水と使い分けています。素材や製法には並々ならぬこだわりがあり、中でも特徴は三代目が開発したで日本唯一の「天盃式蒸溜器」。コニャックやスコッチのように、初溜器で出来た焼酎をもう一度再溜器で磨きをかける常圧2回蒸溜ができる蒸溜器の開発は、天盃の歴史そのものと言っても過言ではないほどの思い入れがあります。焼酎の安価なイメージを取り払い、文化的な価値もあるお酒にするため、何度もヨーロッパの蒸留所に足を運び、日本の焼酎ではあり得なかった2回蒸溜の製法に辿り着いたそうです。飲みやすくするために沸点を下げて行う減圧蒸留が多い中、天盃はあくまで原料の持ち味を残す常圧蒸溜にこだわります。