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雨後の月(うごのつき)│相原酒造

相原酒造 Aihara syuzo
所在地:広島県呉市仁方本町1丁目25−15
創業:1875年
代表銘柄:雨後の月 Ugonotsuki
透明感のある代表作
広島・呉の港町仁方で明治8年に創業。明治中期には県内屈指の生産量を誇る蔵に成長します。瀬戸内海沿いの花崗岩層から湧出する超軟水を活かし、戦時中には一時休業するも戦後復活した後は、高品質の特定名称酒造りにいち早くシフト。
小説家・徳富蘆花が明治33年に発表した随筆「自然と人生」の短編題より「雨上がりの空に、冴え冴えと光り輝く月が周りを明るく照らす」ような澄み切って美しい酒を目指した銘柄「雨後の月」。
4代目相原準一郎さんは広島らしい従来の濃醇旨口タイプから、芳醇淡麗な酒質へと舵を切り、平均精米歩合、特定名称酒比率、好適米使用率で県内トップとなるなど、目に見える高品質化に努めてきました。
今日では、吟醸酒発祥の地・広島を代表する銘柄となっています。
若き社長の継承と挑戦
元々、家業である酒蔵に関心がなかった5代目となる相原章吾さん。友人に贈るために実家から取り寄せた「雨後の月 特別純米 山田錦」の美味しさに感動したことをきっかけに蔵へ戻り、酒造りをスタートしました。すでに幾度もの受賞歴があり、ファンを持つ銘柄を継承するプレッシャーを背に、これからの期待が寄せられます。
そして「雨後の月」継承の傍ら、章吾さんが自身で新たに立ち上げたのがUGO(ユージーオー)シリーズ。余剰の酒米をもとに、自分の日本酒造りの出発点である「雨後の月 特別純米 山田錦」をアレンジして造ったことからスタートしました。「広島県産米」「真吟精米」「14度原酒」の3つのこだわりで、毎年異なるコンセプトを挑戦しています。
宝石のようなバランス美を表現しているロゴですが、実は畳んだ傘のシルエットもモチーフとなっているそう。雨後の「月」と対になる、雨上がりに「太陽」が出ている爽やかな昼をイメージしており、雨後の月とは異なる新しいお酒であることを表しています。
150周年の節目を迎える相原酒造。今後のブラッシュアップが非常に楽しみになる新しい取り組みにも注目です。
雨後の月(うごのつき)│相原酒造
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