第一印象は、まるで雨上がりの森を歩いているかのような、土っぽい心落ち着く香りに包まれ、しだいに麦チョコや麦芽のような芳ばしい甘さが自然と広がります。
カカオ豆やローストしたコーヒー豆を想起させる香ばしさが重なり、素朴でありながら存在感のあるアロマが立ち上がります。
また、懐かしい麦芽ゼリーを思わせる滑らかな口当たりの中、摘みたての若草のような青みが全体を心地よく引き締め、凛とした輪郭と立体感を与えてくれます。
少しの加水で麦チョコの表情はより鮮明になり、芳ばしさと甘みの骨格が美しく整い様々な表情を楽しめます。
余韻に響くカカオのビターな心地よさは、1日の終わりの食後酒として、静かに、優しく寄り添ってくれる1本です。
蒸留酒 1:KBT 2 の割合がオススメ!
グラスを近づけると、まずはホーリーバジルの華やかで清々しいアロマが鼻をくすぐります。
しかし一口含めば、蒸留酒の持つ麦チョコのような香ばしさとコンブチャの深みが溶け合い、まるで丁寧に淹れた「ほうじ茶」を思わせる、どこか懐かしく温かみのある味わいへと変化します。
香りの高揚感と、味わいの安らぎ。その意外な相乗効果を、ゆっくりとお楽しみください。
ゆっくり加水すれば蒸留酒と混ざり合う瞬間に、麦チョコを思わせる香ばしさと甘みの輪郭がふわりと鮮明に立ち上がります。
凛とした表情から、包み込むような柔らかな表情へ。食後のひとときに、穏やかなカカオのビターな余韻が、今日という一日を優しく締めくくってくれます。
2月は寒さが最も深まり、味わいにも温度を求めたくなる季節。
食卓には旨味の凝縮した「牛すじ煮込み」、旬を迎える「寒ブリの照り焼き」や、滋味深い「焼牡蠣」、ほろ苦さが心地よい「菜の花のおひたし」などが食べたくなります。
カカオ豆やローストコーヒーを思わせる芳ばしさ、麦芽由来の穏やかな甘みを持つこの一本は、ストレートやロックでその奥行きをじっくり味わいたいもの。お湯割りにすれば麦チョコのような甘香ばしさがふくらみ、料理のコクを包み込みます。
冬の終わりを感じ始める静かな夜、移ろう季節とともに、2月ならではの楽しみ方をぜひご堪能ください。