グラスを近づけた瞬間、黄バナナやバナナシェイクのような、やわらかく甘やかな香りがふんわりと立ちのぼります。そこに重なるのは、焦がしキャラメルのほろ苦さや、プリッツや小麦を思わせる穀物のニュアンス。香りは穏やかでいて、どこか懐かしく、温かみのある印象を残します。 口に含むと、まず感じるのはおだやかな大地の風味に、トマトのようなみずみずしく爽やかな酸が顔を出し、味わいに静かな起伏を与えます。穏やかなのに単調ではなく、時間とともに表情を変えていく、奥行きのある味わいです。 余韻には、するりとした飲み心地が静かに続き、心地よい余白を残してくれます。 どこか野性的で、それでいて洗練された、不思議と惹きつけられる1本です。
焼酎1:KBT3の割合がオススメ! 旨味の強い7月の蒸留酒にストレスなく寄り添い、アルコールが心地よく体内に染み渡ります。
ロックにすれば、グラスを近づけた瞬間に立ちのぼる香りの凝縮感が際立ち、しっかりとした輪郭のある飲みごたえが楽しめます。 一方、水割りにすることで、穏やかな香りとともに小麦や穀物を思わせるやさしい風味が広がり、静かで余韻のある味わいに。 さらに炭酸割りにすれば、みずみずしい酸味がキリッと立ち上がり、夏にぴったりの軽快でリズミカルな飲み口へと変化します。 そのときの気分や料理に合わせて、さまざまな楽しみ方ができる一本です。
7月は夏本番。食材もぐっと力強くなり、焼酎との相性が一層引き立ちます。 この時期の旬としては「とうもろこしの塩ゆで」や「鰻の蒲焼き」、「ゴーヤチャンプルー」「夏野菜の天ぷら」など。 夏野菜には、ロックや炭酸割りにした芋焼酎が◎。 香ばしい鰻には水割りがオススメです。 暑さに疲れた体に、旬の食と焼酎の涼やかなひとときは、まさに夏の贅沢です。