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商品情報

※浸漬製法で作られているため、日本の酒税法による分類ではリキュールになります。【蔵元より】
日本で初めてジンが造られたのは江戸時代後期のこと。
ナポレオンにより本国を失い補給を絶たれた長崎出島のオランダ商館長のために長崎奉行所の目付･茂伝之進が文化9年(1812年) ブランデーやジン、ビールを造った、それが始まりであると言われいます。
その商館長ヘンドリック･ドゥーフが記した『日本回想録』にはその時の経緯と、ネズの匂いが強すぎてあまりいい出来ではなかったという感想が記されています。

1810年ナポレオンによりオランダは地図から消滅。それから約5年もの間、オランダ国旗を守り旗めかせ続けたのは世界で唯一、長崎出島のドゥーフのみだったといわれています。
1815年オランダはネーデルラント王国として主権を回復、1817年ついにドゥーフは17年ぶりに帰国を果たし、日本での体験談をまとめた『日本回想録』を発表しました。

長崎奉行所･茂伝之進が醸造したと伝わる日本最古のクラフトジン。
望郷の異邦人を癒した味･香りを夢見て、現代の技師達による試みが今始まろうとしています。

1812年の長崎出島。オランダ商館長ヘンドリックドゥーフのため、長崎奉行所の目付･茂伝之進が製造した日本国最初のジンを妄想復刻。杜松の癖が強すぎたという商館長の感想にちなみ、通常の3倍以上も効かせた過剰すぎるジュニパーベリー感が本品デンノシン1812の特徴です。

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