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商品情報

【輸入元より】
しっかりした柑橘のニュアンスがあり、キツさのある直線的な香りと言うより、柔らかく包む様な香りが支配的。
味わいはアリゴテと思えないほど丸みのある柔らかな味。柔らかい酸とスッと喉を通る軽やかな果実味が特徴で、熟成によって味わいにも深みが出ており、長い余韻が特徴的なコストパフォーマンスの良いワインに仕上がっています。【輸入元より】
14歳の頃より先代である父エルヴェと共に畑にいた、生粋のヴィニュロンであるアントワーヌ オリヴィエ。彼の感性が、伝統的なブルゴーニュ ワインのスタイルとサントネーというアペラシオンが持つ個性とのバランスを高次元でとり、可憐さと優しい味わいを実現しています。

エルヴェ オリヴィエによってドメーヌが創立されたのは1960年代も終わりの頃、エルヴェの祖父にあたるアントワーヌ シュヴァリエ＝モローが残した畑を受け継いだことから始まりました。
その後、サントネーを中心に畑を買い増したり開拓したりと少しずつ広げていき、いつしか、サヴィニー レ ボーヌやポマール、ニュイ サン ジョルジュまでも所有することに。

エルヴェを筆頭に家族総出でブドウ栽培に勤しみ、彼らが手がけるサントネイ ブランの区画は、一世紀以上も放置されていた土地でしたが、自身の手によって開墾され、テロワールを反映させたサントネイ ブラン (※特にビーヴォーの区画) の評価は上がり、名声を取り戻すに至り、結果ブルゴーニュの偉大なる白ワインとして他の秀逸なワインと肩を並べられるようになりました。

2002年を最後にエルヴェは引退を決め、息子のアントワーヌに全権を委ねることとなり、現在ではアントワーヌが妻のラシェルと共に経営を引き継ぎ、およそ10ヘクタールの畑を二人で切り盛りしています。良質な物を作りたいと願うアントワーヌは量産よりも品質にこだわり、常に貪欲です。

栽培においては、除草剤は使用せず耕作によって土壌の活性化を図り、リュットレゾネ法 (必要な時に必要な分だけ農薬を撒く) を用い、収穫量を厳密に制限しています。
健全で完熟したブドウを得るため収穫は手摘みで行い、テロワールの特徴が生かされるにはこれらの作業が大切だと考えています。

醸造においては、選果作業を入念に行い発酵期間は長めにとり、熟成には樫樽のみを用い、自然酵母のみで発酵させ、培養酵母は一切使用しません。
アペラシオンごとの個性を尊重しテロワールを反映させたものとなるよう、ワインごとに発酵や熟成の管理を変え、画一的な手法の採用を避けています。

ドメーヌで造るワインはピノ ノワールとシャルドネが殆どですが、この二つのブドウ品種が持つ繊細さや上品さを引き出すためにあらゆる努力と工夫を行っています。

粘土石灰質土壌に植えられたアリゴテ。特に表土が薄く、石灰の岩盤がむき出しになっている区画で、樹齢35年。アルコール発酵は小型のステンレスタンクで全房のまま行われ、マロラクティック発酵は古樽で行われる。
12ヶ月熟成で、バトナージュはほぼ行わない。ノンフィルターで瓶詰。
元々は修業先のドメーヌ ジョブロで培ったワイン造りを取り入れていましたが、ある日ラングロールを飲んだことでナチュラルなワイン造りに開眼しました。

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