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商品情報
みむろ杉のすべてが詰まった、とっておきの菩提もと
数年間にも渡る構想・準備期間を経て、2021年5月に登場した「みむろ杉 木桶菩提もと」シリーズ。
第6段となるこちらは、2022年に新しく導入した南木桶で醸した初の作品。
低温熟成を経て香りと味わいのバランスが調和したタイミングでリリースされ、含み香に程よい吉野杉の香りが楽しめます。
今西酒造の菩提もとを使用し、
みむろ杉の水、米、麹、風土、歴史、技術など全てがぎゅっと詰め込まれた、
個性あふれる、なんとも贅沢な1本です。
『文化×歴史×土壌×手仕事』に拘った酒造りをしたい、本質的な日本酒の価値を表現したい
という想いから生まれた今作品は、
膨大な設備投資から蔵人のスキルアップ、そして自社田での米作りなど
惜しみない準備の末、完成いたしました。
「精米歩合が高いから価格が高い、地元米を使用しているからその土地の酒造りを表現出来ている、のではなく、それらに加えて、その地に根付く文化・歴史・醸造哲学を掛け算することではじめて本質的な日本酒の価値を見出せる」
という考えに基づいた酒造りが始まりました。
今回使用されるお米は奈良県産の自社田・契約栽培米のみ。
土壌と農家も個性を理解し、お米の良さを最大限に引き出すため、
精米歩合はその時々で変更。
そのため、表記は「非公開」になっております。
そして木桶もすべて「吉野杉」から造られたものを使用しています。
滑らかな飲み口、そやし水由来の力強さと厚みのある味わい、
そして木桶に棲みつく微生物が生み出す複雑味と香りが絶妙な調和を醸し出す逸品です。
「文化×歴史×土壌×手仕事」に拘って醸したこの日本酒は
「もともと持っている以上の価値を発揮し、呑み手に喜んでいただける」
と語る今西氏の表情はたくましく輝いていました。
ところで、みむろ杉と言えばろまんシリーズですが、そのすみ分けは何でしょうか。
今西酒造の醸造哲学は「清く、正しい、酒造り」。
一点の曇りもない三輪の清らかさを表現し、酒造りにおいて正しいことしかしない。
これがすべての判断基準として置かれています。
それを踏まえた上での違いは
・みむろ杉 ろまんシリーズ
ピュアさをひたすらに追求し、今このタイミングが最高に美味しいお酒。
強引ですが、ワインでいうと白イメージ。
・みむろ杉 木桶菩提もと
キレイと複雑味の両立。ワインでいうと赤イメージ。
(赤といってもボルドーではなく、ブルゴーニュ イメージ)
と表現されています。
そんな菩提もとの楽しみ方とは?
菩提もと造りとは言え、現在主流となっている「味覚的にフルボディ、ナチュラル感満開」ではなく、
あくまで「清く、正しい、酒」である今作品は、
表ラベルにはビンテージ、裏ラベルには木桶ロットが記載されています。
超自然派の造りゆえ、各ビンテージ・ロットによって異なる表情を見せてくれます。
ぜひ、その1本との一期一会を大切にしながら、その違いもお楽ください。
また、熟成による可能性も秘めています。
お客様ご自身で寝かせて頂いて、また違った雰囲気に生まれ変わる、そんな楽しみ方もおすすめです。
『酒の神が鎮まる地』といわれる奈良県三輪。
今西酒造が蔵を構えるのは日本最古の神である大神神社のお膝元。
まさに、
「最古の神社の麓で、最古の清酒醸造手法で醸す神秘的な酒造り」
を体現した今作品。
360年以上の歴史を持つみむろ杉が贈る「本物の自然の恵み」。
ぜひこの機会にご体感ください。