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蔵元・生産者

商品情報
広島県竹原市に蔵を構える藤井酒造。1863年より150年以上に渡り伝統的な酒造りを行っています。
「龍勢」は、蔵が今も大切に守る創業銘柄です。食中酒として楽しんでもらえるように設計し、滋味深く、軽やかなアタックながらも力強く、どっしりとした味わいが魅力的です。
こちらは、「八反錦」を使用し生もとで仕込まれた、スッキリと飲みやすく上品な香りと旨味を兼ね備えた、様々なお料理と合わせやすい辛口の1本。冷や~燗までお好みの温度帯でお楽しみください。広島の竹原というエリアで醸されている藤井酒造。
竹原と言えば、「日本のウイスキーの父」として有名な竹鶴政孝氏の生家として知られている竹鶴酒造があります。この竹鶴政孝氏が訪問した先が「スコットランド」であった事から「ジャパニーズウイスキー」の方向性は「=スコッチウイスキー」として製造されている事がほとんどであるものの、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、アメリカンとこのジャパニーズウイスキーが世界5大ウイスキーとして広く知れ渡っています。
・・・ウイスキーの話はこれぐらいにしておいて、、、
竹原市には他にも、「時をかける少女」で有名になった胡堂や、塩田業で栄えた町でもあり、塩田経営を背景に作られた旧森川家住宅(大正時代の建物)など古くからの歴史情緒を感じる街並みがたたずんでいる、別名「安芸の小京都」とも呼ばれる木造建築が軒を連ねる、街風景が特徴です。
「藤井酒造」は、竹鶴酒造から歩いて5分ほどのところに蔵を構えています。
創業は1863年、ここの土地の水が酒造りに最適と見極め、酒造業がスタートします。創業当時から醸し続けられている銘柄「龍勢」は、全量純米にこだわりを持ち、更には将来的に、蔵で仕込むお酒は全量生もと仕込みでお酒を醸したいそうです。
龍勢は突出した香りが特徴のお酒ではなく、滋味深いながらも食中酒として楽しんでもらうことを目的として設計されています。
お米違いで4種類お酒を醸しているも、共通して感じるお酒の特徴としては、、、
まろやかな甘味、旨味、爽やかな酸味、軽快な辛さ、引き締め感のある苦味、後口のキレ、深い余韻が特徴的なお酒です。
この味わいのベースにお米の特徴が感じられる酒質となっています。
ちょっと日本酒の歴史を。。。
広島と言えば「軟水」が特徴的で、灘・伊丹のお酒が日本を代表するお酒だったころ、この広島でも灘・伊丹と同じ様な酒造りが用いられておりました。
ですが、、、広島で造られるお酒は全く持って「美味しいお酒」にはなりませんでした。
なぜでしょうか??・・・
その答えは「水」にあります。灘・伊丹のお酒造りの水は「中硬水」だったのです。
それに比べて広島はかなりの「軟水」であり、全くもって同じようなお酒の仕込み方をとっても美味しいお酒を造る事は出来ませんでした。
そんな中、一人の男性「三浦仙三郎」によって、広島でのお酒造り=吟醸酒仕込みが確立されていきます。
~~~~歴史の話はこれぐらいで、端折ります。。。
結果、「軟水仕込み」「吟醸酒発祥の地」としてこの地が昨今の日本酒の元祖として確立して行くことになります。
そんな広島で醸す「藤井酒造」ですが、この龍勢というお酒は、上記の味わいの特徴に加え、軽やかなアタックながらも力強い味わい、どっしりとした味わいが魅力的です。
やはり、完全発酵であること、生もと造りで有ることが由来でしょうか・・・
今回販売するお酒は4種類、「山田錦」「八反錦」「八反」「雄町」が定番酒ではありますが、それぞれに味わいをイメージしたキャッチフレーズがあり、「日々綽綽 山田錦」「和みの辛口 八反錦」「ゆらぎの凪 八反」「無垢の系譜 雄町」。
この八反錦や雄町は燗酒にしても美味しい酒質です。
八反と八反錦??・・・なんて話すと、これまた長くなるので、、、簡単に言うと、
八反草>八反>八反錦
というような流れのお米です。
酒造りのベースが同じだけに、お米の違いを存分に感じる事が出来ます。
これは、ぜひ一度飲み比べて頂く他無いかと思います!
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