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大七(だいしち)│大七酒造

大七酒造 Daishichi syuzo
所在地:福島県二本松市竹田1-66
創業:1752年
代表銘柄:大七
生酛造りの懐の深さ
大七酒造は創業以来、日本酒の最も伝統的な醸造法である「生酛造り」一筋で醸造。
「生酛は決して古臭い酒ではなく、王道を張れる酒である」という信念を持ち、生酛造りの可能性を研究され続けました。
コース料理の前菜からデザートまで対応できるお酒とは洗練さと味わい深さを兼ね備えた多様なお酒です。食の西洋化が進む中、20年熟成の高級赤ワインに太刀打ちできる日本酒があるとすれば、熟成に向く生酛造りに違いないと長い歴史の中で実感されたことから、今日では食事とのペアリングにも注目。
時間とともに成長する酒質の「大七」。現在、大七酒造では新酒の販売をほぼ行っていません。
貯蔵庫で寝かせ、市場に出るまでには平均で2年間の月日を要しています。大七の最高級純米大吟醸「妙花闌曲グランド・キュヴェ」には、28年間にもわたる貯蔵酒がブレンドされているというから驚きです。国内はもとより、世界から高い評価を得ながら、新たなる名酒の歴史を刻み続けています。
“大七は日本酒のロマネ・コンティ”、フランスのトップソムリエの言葉です。
超扁平精米
精米歩合が高いお酒が鑑評会で金賞を多く受賞する中、削る“量”ではなく“質”、つまり削るべきところを的確に削る技術にいち早く着目したのが大七酒造です。精米の目的は、米から雑味や異臭の要因となる部分(ぬか)を取り除くこと。
一般的に機械任せだった精米過程に職人技を掛け合わせ、扁平精米方式の実用化に初めて成功。これは⽞米の表面を、どの部分においても同じ厚さに削り取ることで、不要成分が徹底的に除去され、有用なデンプンは無駄なく残される技術です。これを大七酒造では「超扁平精米」名付けました。
選び抜かれた酒米
酒米は可能な限り不良を含まない、実りの粒の揃った良質米であることは大前提。しかも自社内でもう一度粒選りの選別をかけます。さらには品種の数を最小限に抑えているのが特徴です。
大七酒造が使用する酒造好適米は、基本的に山田錦もしくは五百万石のみ。それぞれの米と真摯に向き合い、最良の蒸米に仕上げるには、一度に扱う品種はひとつでなければならないと考えています。
大七(だいしち)│大七酒造
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