南（みなみ）│南酒造場

目の届く範囲での酒造り

日本三大美林の一つといわれる魚梁瀬美林（やなせ剣山系）を源とする清流・安田川が酒造蔵の側を流れます。この白玉の如き清水が、井戸から酌めどもつきることなく湧き出すことから「玉の井」という銘柄で南酒造場ははじまります。
人気銘柄「南」は、先代である南卓治氏が家名に恥じない酒を造るという思いを込めて、県外向けの銘柄として1998年に立ち上げ。300石程度の石数に留め、増石しない姿勢なこともあり、手造りの良さが伝わる辛口でありながら芳醇な味わいで品薄気味の人気酒となっています。
50年以上のキャリアをもつ河野幸良杜氏を中心に、めざすのは「あゝ旨い、もう一杯」と思わず声がでるような酒。