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赤鹿毛・千本桜│柳田酒造
柳田酒造 Yanagida syuzo
所在地:宮崎県都城市早鈴町14街区4号
創業:1902年
代表銘柄:赤鹿毛、千本桜 Akakage, Senbonzakura
恵まれた土地で、こだわった原料で焼酎を醸す
柳田酒造が蔵を構える都城市は、宮崎県の南西端、古くは薩摩藩の領地でした。宮崎と鹿児島の両方の文化が流れ込み、地の利を活かしながら独自の文化で発展を遂げた「農林畜産業」の街です。
北西は霧島山、東は鰐塚山系に挟まれた都城盆地は、高温多湿、発酵に適しており、街の中央を流れる大淀川の支流、庄内川にかかる「関之尾滝(せきのおのたき)」は「日本の滝百選」の一つにも選ばれています。地下には、霧島山系や滝部から湧き出る豊富な湧水が溜まり、清らかな水を大量に使う焼酎造りには、とても恵まれた場所です。
広大な大地が育む農畜産物を活かし、人気の加工品を生み出すチャレンジ旺盛な土地柄で、全国に名を馳せる食品・飲料メーカーも数多くあります。
そんな風土と土地柄に恵まれた都城市で造る焼酎は、麦・米・芋・水全ての稔りにこだわっています。
麦には「ミヤザキハダカ」を使用。品種改良がなされていない希少種です。戦前、宮崎県内で一般的に栽培されていた在来種ですが、昭和の終わりとともに絶滅に近い状態で、平成19年からこの幻の麦を復活させるべく当社と協力農家の皆さんで奮闘して育てた思い入れの強い裸麦です。
米に「み系358」という品種で、宮崎で契約栽培される「池内米」を使用しています。現在宮崎県内でのみ作付けが許される新品種で、山田錦に近く粘り気が少ないのが特徴です。
芋は、「黄金千貫(こがねせんがん)」を使います。こちらの芋は醸造用品種で、でんぷん含有量が多く、ホクホクした食感が特徴です。一般的な食用芋に比べると甘みが強く、コクがある味わいを持ちます。
そして、上質な焼酎のために重要なのは上質な水。柳田酒造の中央には、敷地内でもっとも大切な場所である代々受け継がれた井戸があり、この井戸から汲み上げた清らかな地下水で焼酎を造っています。
焼酎は、素材の変化と仕込み方法によって味と香りのバラエティが無限大に広がる「いきもの」のような飲み物です。柳田酒造では、その一つ一つの素材にこだわり素材の誠実さを感じていただける焼酎を丁寧に造っています。
赤鹿毛・千本桜│柳田酒造
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