Yoka Winery

余市、仁木を一望できる絶景の地を再びブドウ畑へ

余市登地区の木村農園で研修し、栽培技術を身に付けた喜久雅史さん。30年以上前はナイアガラなどを育てていたという耕作放棄地を2018年に取得。開墾、植栽しながら、10Rワイナリーのブル―スさんのもとで4シーズン研修し醸造技術を身に付けけました。
農園の開墾には苦労が多く、巨大な岩や岩盤と格闘しながら4年かけて植栽し、果実酒造免許で必要とされる収量を自社畑確保できるようになったことから、2023年に自社設備での醸造がスタートしました。
以前この地のブドウを受け入れていた栽培責任者が数十年ぶり訪れ、次のように話されたそう。
「余市、仁木を一望できるこの畑は、余市で1、2を争う絶景ポイントで、昔はよく見物に来ていた。そして、夕陽が当たり続け日当たりが良いことから、契約農家のなかで、最も早くに葡萄が熟し、出荷量も常にトップクラスだった。ここに植えられた葡萄がどのようなワインになるか楽しみだ。」