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自然にも人にもやさしいナチュラルワイン特集
自然にも人にもやさしい自然派ワインを集めました。
最近では当たり前のように聞くようになった「自然派ワイン」。
現代的なワイン造りでは、進化した工業技術を使用したり、品質を保つために添加物を使用するシーンがみられますが、ナチュラルワインでは自然を尊重したやり方でワイン造りを行っています。
その、“自然を尊重した造り方”とは、一体どういった方法なのでしょうか。
ワイン造りの歴史を振り返ってみると、紀元前7,000年頃の古代メソポタミアにまで遡ります。
そこからギリシャやエジプトなど地中海沿岸の諸国に伝わり、やがてワイン造りの中心は、ヨーロッパに移っていくことになりました。
よくよく考えれば、この時代のワイン造りにはもちろん添加物も進化した醸造技術も無い状態でワイン造りを行っていたはずです。
自然派ワインは言うならば、昔ながらのワイン造りにならい、環境や自然を尊重し現代的な技術も多少取り入れて醸造されたワインをさします。
ナチュールワインを名乗るには以下のような条件が必要です。
以下の条件をクリアしたワインにはこのロゴが付いていたりします。
もちろん無くても自然派を名乗ることは可能ですが、広い認知に向けて前身しているところです。
- 栽培:有機栽培もしくはビオディナミー
- 醸造:野生酵母を使用していること
- 酸化防止剤:瓶詰時に微量であれば許容
酸化防止剤を使用しない場合、ワインの品質がすぐに劣化してしまう恐れがあるため、海外に輸出する際などにはやむを得ず使用する場合もありますが、自然派ワインとは「有機栽培+野生酵母+酸化防止剤ほぼゼロ」で醸造されたワインだといえます。
―自然派ワインの魅力―
ブドウは手摘みで収穫、ブドウの木を育てるのにも化学薬品などは使用せず、自然との共存でワイン造りを行い、環境や消費者を尊重して造ることを意識しています。
温度管理や水やりのコントロールなど人の手を極力加えず自然の力で造られるため、ナチュラルワインは、その年の環境に左右されやすく、同じ品質のワインを造り続けることは難しくはありますが、その分、テロワールが大きくワインに反映され、各地域ならではのワインの味わいを楽しむことができます。
また、美味しいワインを飲みながらいつのまにかサステナブルに貢献することもできます。
―自然派ワインの保存方法―
ナチュラルワインは、亜硫酸(酸化防止剤)を使用していないため、冷たい温度でワインを保存すると酸化が進み、温度が上がるとすぐに発酵が再開されます。
そのため、適度な温度(12°C~15℃)で保管することをおすすめします。
また、ワインを飲む1~2時間前にボトルを開けることで、味がまろやかになるので、より飲みやすくしたい場合は1~2時間待つのもいいかもしれません。
どこか原点回帰的な側面もあり、環境と人に優しく、しかも美味しい自然派ワイン。
その造りから通常のワインよりもやや繊細なため、お早めにお召し上がりください。
必ずご注文確定までお進みください。