國権（こっけん）│国権酒造

金賞数ナンバーワンの県を牽引

福島県南会津、降雪量も多く、国内でも有数の原生林の恩恵を受けた井戸水を汲み上げ柔らかな水を使って醸している明治創業10年(1877年)の歴史ある國権酒造。創業当時は「南光」「亀の井」という銘柄でしたが、修行の途中に滞在した僧が、独立国としての国の権利という意味で「國権」と名付けたと伝わっています。
以来、小さい規模ながらも心を込めて丁寧にお酒を醸し続け、全商品特定名称酒のみを製造。近年では全国新酒鑑評会では12年連続金賞を受賞されています。
その立役者が南部杜氏の故郷である岩手県紫波町ご出身の杜氏をつとめる佐藤吉宏さん。
「理想のお酒というのは、香味のバランスが良く、呑んだ後にスッと切れること」と、佐藤さんの軸のぶれない造りが生み出した功績です。
そして今では蔵が持つ技術やノウハウが惜しげもなく提供し、福島県の全体のレベルアップに寄与しています。