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貴(たか)│永山本家酒造場
永山本家酒造場 Nagayamahonke syuzojyo
所在地:山口県宇部市大字車地138
創業:1895年
代表銘柄:貴 Taka
秋吉台の水と共に、癒しを届ける永山本家酒造場の純米酒『貴』」
山口県の中西部の宇部市にある永山本家酒造場。蔵の前を流れる厚東川の上流に日本最大のカルスト台地である秋吉台(3億年以上前のサンゴ礁が隆起してできた大地)があり、カルシウム分をふんだんに含む水が厚東川を通って蔵まで流れてきます。
その中硬水は透明感がありながらもしっかりとした味の緊張感(テンション)をお酒に与えます。
現在の当主が蔵に戻ってきた時代は、醸造アルコール添加や糖類添加、炭素ろ過などは当たり前に行われ、お米も全農から購入する事が当たり前でした。こういった醸造方法は日本酒を輸出していく際に国際基準にはならないと考え、「純米酒のみ」を製造する「貴」のブランドを立ち上げました。
また、米の味を追求していく中で、日本酒にもっとも大切なのは「癒し」であると考え、華やかな香りや必要以上の甘みを出すのではなく、癒される味わいを目指して醸造を行っています。
畑を守り、未来へつなぐ酒造り
最も大切にしているのは、「飲み続けられるお酒」ということ。貴が目指すのは、着物美人のような、飽きの来ないだらだらと呑み続け、食事を豊かにしてくれるお酒にしたいという願いはこもっています。決して華やかな香りだけが大切ではありません。
次に、農業生産法人を持っており、「山田錦」「雄町」の酒米づくりをしております。原料と向き合うこと、地元の休耕田などの保全活動もまた大切なミッションだと考えている永山さん。農業の担い手がどんどん高齢化していく中、酒蔵は地域の環境を守る為にも米作りに積極的に取り組むべきだと考え、畑から始まる酒造りを行っています。
貴(たか)│永山本家酒造場
必ずご注文確定までお進みください。