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蔵元・生産者

商品情報
麹造りにこだわった焼酎だからこそ出せる強い旨みが特徴の「なかむら」の原酒です。
角が取れ、円みを帯びた味わいは、アルコール度数の高さをまったく感じさせません。香りは控えめですが、口に運ぶとトロッとしていて甘みが口の中に溢れ出てきます。
更に、蒸かしたての芋のような香ばしさが鼻を突き、わずかに旨味を残してスッキリと喉元を通っていくという特徴があり、一口で二度・三度と違う表情をみせる他にはない味わいです。鹿児島県霧島市の、国分平野という田園地帯の中にある中村酒造場。
芋焼酎をメインに造っているので、もちろん芋へのこだわりも強いのですが、中村さんが他の蔵と違うのは、米麹への品質のこだわりです。
中村酒造場で使っている米は「カルゲン農法」という農法で栽培された米です。カルゲン農法は、石膏石を原料に作られたカルシウム肥料である「カルゲン」を使用して栽培する農法のこと。
活火山地帯である鹿児島において、土壌に不足しているカルシウムやマグネシウムを補うためにこの農法を採用しています。
この農法で作られた鹿児島の米(ヒノヒカリ)を使用し、「手造り製法」で米麹を仕込んでいます。
「手造り」という言葉は、酒造り以外にも様々なところで聞きますが、鹿児島県内の焼酎蔵におけるこの言葉には決まりがあり、今では県内で3蔵しか「手造り製法」を名乗れないそうです。
その1つに、「麹造りの際は自然換気であること」というのがあるのですが、真夏はクーラー、冬は暖房を使用することができず、かなり過酷な状況で麹造りを行っています。
そのように人工的に温度を変えられない中で、天窓や扉の開け方、麹蓋の置き方などを工夫して麹菌が育ちやすい環境を作っており、その工夫が麹に力強さを与え、他の蔵とは異なる、力強い旨みを出す麹が造られます。
一般的な焼酎の味は、香りはあっても、原酒などアルコール度数が高いものでないと旨みがあるという風には感じられないと思うのですが、中村酒造場の「なかむら」は、度数は25度でもしっかりと旨みが感じられます。それは、上に書いたようにしっかりと時間と手間を掛けて麹を造っているから。
なかむらのロックに、鹿児島名物の鳥刺しと甘い醤油を合わせた時の美味しさはずっと記憶に残っています。
ロックやソーダ割以外にも、いまでやで取り扱っている、蜂蜜とライム果汁だけを使った「はちみつライム」と合わせて和製ギムレットのようにして飲むのもとっても美味しいです。
ロックで飲む時と同じ容量のなかむらに、はちみつライムをバースプーン1杯分(5mlほど)入れ、氷を入れてステアすれば出来上がりです。(お好みではちみつライムの量は調整してください)
甘さはそれほど感じず、ライムと芋焼酎の香りが調和し、そのままカクテル的に飲むのも美味しいし、エスニック料理に合わせて飲むのも美味しいです。
ライムのような強い香りのものに対応できるのも、それだけの旨みがしっかりあるから。
丁寧に作ると、何かを加えた時に本来持っている味がより奇麗に伸びるのだなと実感する1本です。
ぜひお試しください!
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