出荷対応:月~土(祝日含む)
推薦者からのコメント
関連するお酒
蔵元・生産者
商品情報
100年後の未来に向けて
油長酒造が目指す新たな酒造りのカタチ
清酒発祥の地と言われる奈良県にて300年以上もの間酒造りを行ってきた油長酒造。
「奈良時代」あったように古くから都が置かれたその地では様々な技術が蓄積され、室町時代になり寺院醸造によって技術革新が起こり、現代の醸造法の基礎が築き上げられました。
令和の時代、来る100年後を見据え、油長酒造が取り組む酒造りとは?
油長酒造は2024年に「棚田を100年先に繋げる葛城山麓醸造所」の稼働を目指し日々挑戦を重ねています。
以前から地元のお米づくりを盛り上げようと様々な取り組みを行っている油長酒造の想いが、体現されるのです。
葛城山麓醸造所を拠点に、地域の農業と一体となり、棚田にフォーカスを当てていくことで、後継者不足などで存続が難しい棚田を100年先へ、日本酒の力で繋げていくのです。
そんな場所で醸すお酒は、農薬・化学肥料不使用の秋津穂がメイン。
よりお米そのものの個性を引き出すため「807シリーズ」よりも低精白に。
「複雑味・透明感・果実感」が一体となった新たな風の森の醸造法を模索していくのです。
第一弾「風の森 試験醸造酒」、第2弾「風の森 風の森列車で行こう」に続き、第三弾となる「風の森 試験醸造酒ver.3」がこの度リリースされます!
今作のテーマは「軟水仕込み」。
風の森の通常商品を仕込んでる御所まち蔵で使用しているお水は、湧き出る超硬水。
山麓蔵が位置する葛城山麓地区の棚田には山からの湧水が流れますが、この水は量が限られとても貴重。
稲作など農業に用いられるため、基本的に山麓蔵でも仕込みに使用するお水は、御所まち蔵から運んできた硬水を使用します。
しかし、今後もし農業の閑散期などに山からの湧水を使用できる可能性があればと、今回は、山からの湧水と同じ、軟水を用いて仕込まれています。
風の森は、ミネラル豊富な超硬水の仕込水を用いることで、華やかながらもあの綺麗でピチピチとした酒質を表現しています。
しかし今回は、軟水を用いることで、栄養豊富な低精白米による活発な発酵を抑え込む役割を期待しました。
また、醪段階の追水には超硬水を、酵母の発酵力が弱まってきた際のブースターとして使用。
性質の異なる2種類の水を用いることで、酵母へのアクセルとブレーキを場合によって使い分けるような、新たな醸造法を模索いたしました。
今回も、90%精米の秋津穂で仕込んでいます。
低精白により、白ブドウのような印象。
はっきりした甘さにお米由来の複雑味ある豊かな味わい。
90%精米でありながらも風の森らしい瑞々しさを表現しております。
「ALPHA8」のストーリーからも分かる通り、稲は大地のエネルギーを蓄え、それを米粒の中に閉じ込めています。
精米することで減少してしまうそのエネルギーを、最小限に抑えるのです。
試験醸造のため最初で最後の販売となります。
油長酒造が目指す未来への取り組みを、ぜひご体感ください。
レビュー <% reviews.length %>件
購入金額に応じてボーナスポイントがもらえる10周年記念キャンペーン実施中!(11/30まで)
必ずご注文確定までお進みください。