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さらに美しくなった風の森
清酒発祥の地と言われる奈良県にて300年以上もの間酒造りを行ってきた油長酒造。
「奈良時代」あったように古くから都が置かれたその地では様々な技術が蓄積され、室町時代になり寺院醸造によって技術革新が起こり、現代の醸造法の基礎が築き上げられました。
繊細なしぼりたての「生酒」を通年販売している大変めずらしい蔵で、その弾けるようなフレッシュな味わいは多くの人々に愛されています。
そんな油長酒造が醸すこの「ALPHA2」は、地元の飯米である秋津穂を22%まで磨き、米のポテンシャルを余す事無く発揮させ、予想を超えるシルキーさ、華やかさのある酒質が特徴です。
沢山磨いている分、透明感がありスッキリとした味わいですが、軽やかなだけでなく、お酒が口の中に広がっていく間に深みがまし、リッチな余韻をお楽しみいただけます。
菩提もと仕込み
「菩提もと」とは、日本清酒発祥の地、菩提もと正暦寺で編み出された技法であり、日本最古の酒母と考えられています。
一番の特徴は、「そやし水」といわれる乳酸発酵水を乳酸菌によってあらかじめ作り、これを酒母の仕込みに使うということです。
風の森ALPHAシリーズでは、昨年全銘柄を菩提もと造りに移行いたしました。
乳酸発酵技術を継承し、酒蔵内に設置した専用の菩提もと室にて、より洗練された菩提もと造りを行っています。
乳酸菌による乳酸発酵は大胆であり繊細な営み。
そこから紡ぎだされる酸とアミノ酸が、酒質に複雑味と奥行きを与えるのです。
笊籬採り
笊籬採り(いかきどり)とは、油長酒造さんが独自に研究開発した、まったく新しい上槽方法です。
もろみ中に笊籬状のスクリーンを沈め、もろみから清酒を分離する技法で、袋吊りの欠点を補う方法です。
今までの袋吊りでは、袋より長時間にわたり滲み出した清酒が、周囲の空気に触れ酸化し、同時に香気成分も揮散していました。
しかしこの技法によって、無加圧に近い状態で浸透してきた清酒を、周囲の空気に触れることなく採ることが可能になったのです。
香気成分を揮散させず、酸化させることなく、うまみを壊す事もなく、大切に育て上げたもろみの風味そのままお楽しみいただけます。
限定700本生産、とっても貴重な1本となっております。
ぜひ、この機会にお楽しみくださいませ♪
通常版の「風の森 ALPHA2 この上なき華 720ml 箱入り」との飲み比べもぜひお楽しみ下さい。
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蔵元 | 油長酒造 |
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