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日本酒の未来を担う若手の夜明け 2025 注目蔵特集

若手の夜明け 2025
日本酒の未来を担う注目蔵特集
2025年9月17日~9月21日まで大手町フィナンシャルシティで開催された「若手の夜明け 2025」。
全国津々浦々から集った50蔵が、それぞれの土地の風土と哲学を携え、この秋、東京に集いました。
この4日間で生まれた熱気と出会いを未来へとつなぐために――
出展蔵の中から特に注目すべき造り手たちをご紹介します。
“夜明け”の名の通り、このイベントは終わりではなく始まりです。
これからも日本酒業界の未来を担う酒蔵を一緒に応援しましょう!
「若手の夜明け」とは
「若手の夜明け」は、2007年に若手醸造家たちの“自分たちの世代で日本酒業界を盛り上げたい”という想いから始まった日本酒イベントです。
蔵の大小や業界慣習にとらわれず、全国の若手醸造家が健全な競争の中で切磋琢磨し、日本酒の未来を切り拓く場として開催しています。
記念すべき40回目となる今回は、事前審査を勝ち抜いた40蔵と、前回売上上位10蔵を加えた全50蔵が集結。
日本酒ファンはもちろん、これから日本酒を楽しみたい方にもぴったりな、次世代の造り手との“新しい出会い”が詰まったイベントです。
※若手の夜明け 2025 Tokyo 公式ホームページより
IMADEYA的若手の夜明け注目蔵3選!
飛良泉本舗/秋田県
創業は1487年、東北最古の老舗酒蔵。名峰・鳥海山の伏流水が秋田県にかほ市の大地を潤し、日本海からの潮風が四季を運びます。 この地に根差し、飛良泉は室町時代から二十七代にわたり酒を醸し続けてきました。春の山菜、夏の岩牡蠣、秋のいちじく、冬の魚介など、 山と海が交わる風土が、酒に滋味と深みを与えています。
【若手の夜明け2025 出品酒!】
飛良泉 飛轉 雛(HINA) 山廃純米吟醸
¥ 1,870 (税込)
「No.77酵母による低アル原酒」がコンセプトの「雛」。
なんとアルコール度数は12%台!さらに「鵠 HAKUCHO」 は白麹を使用しますが、白麹には頼らず、酵母・山廃のダブルアシッドに!
甘みと酸で下支えし、これ以上濃すぎても、薄すぎてもという究極のバランスに仕上げています。エアリーな飲み心地で、飛囀の訴えたい「酸」がキラキラとそこに存在します。
キリリと冷やして召し上がるのがおすすめです!
【IMADEYA AGING】飛良泉 飛囀 鵆(CHIDORI)貴醸酒 2021年
¥ 3,850 (税込)
時が経ちながらも酸は健在、しっかりとした甘さと酸がとても面白く、なんだか「甘くて爽やかなりんごヨーグルト」のような印象です。
いろんな料理と合わせられそうな、美味しい世界をもっと広げてくれそう!
浦里酒造店/茨城県
1877年に、茨城県結城市にある結城酒造から分家し創業して以来、筑波の街の成長と合わせて、蔵も大きくなってきた浦里酒造店。 5代目の浦里浩司さんが「小川酵母」の魅力に惚れ込み、この酵母を使った酒造りが始まりました。
今では若き6代目の杜氏が先頭に立ち、小川酵母にこだわった酒造りで快進撃を続ける浦里酒造店から目が離せません。
【若手の夜明け2025 出品酒!】
浦里 純米吟醸 生もと
¥ 1,980 (税込)
穏やかな香りとややミルキーな味わい、そしてなめらかな旨味。まるで飲み手を包み込むようなやさしさ溢れる1本です。
決して派手な味わいではありませんが、伸びやかな旨味と控えめな酸は奥行きがあり、飽きずにずっと飲んでいられるようです。
¥ 1,540 (税込)
茨城県産「五百万石」と筑波山水系伏流水を小川酵母と丸福もやしで醸した、オール茨城産の純米酒!
香り、甘味、酸味、旨味、キレ、のバランスを大事に、飲み飽きしない食中酒に仕上げています。
ほどよい甘みと柔らかい味わいが口いっぱいに広がり、最後はふわっとキレます。
岩手銘醸/岩手県
1858年創業後、旧前沢町の及川酒造店と吉田酒造店が共同で立ち上げた「岩手銘醸株式会社」。
一貫した酒造りのコンセプトは“原料米を全て岩手県のもの”。6代目及川順也さんは、お酒をきっかけに奥州市に足を運んでくれる方が増えることを願い、奥州市の豊かな食材に合った酒造りを追究していきます。
【若手の夜明け2025 出品酒!】
奥六 純米吟醸 生もと Unite
¥ 2,200 (税込)
シルキーな口当たりと甘酸っぱさ。そして甘みと苦みの両方が最後まで伸び続け、
膨らみのある甘さ、軽快な酸を楽しめる1本です。
これから先が楽しみな1本です。
※近日中入荷予定
¥1,870 (税込)
ひと夏を過ぎて丸みを帯びつつ、低精白ながらも上品な飲み口に白ワインを彷彿とさせるほとばしる酸の余韻が楽しめます。
常温から徐々に温度帯を上げて幅広い表情をお楽しみください。
“次の主役”はこの3本——審査員・IMADEYAスタッフ安藤が選ぶ注目銘柄とは??

日本酒・本格焼酎SV 安藤大輔
酒屋のアルバイトをきっかけにお酒の世界に魅了され、お酒に魅了される日々へ。 はじめはカクテルや焼酎に夢中になり、最終的に日本酒の奥深さに惹かれる。
大学時代には愛知・岐阜の酒蔵を巡り、「若者の酒離れ」をテーマに卒論を執筆。卒業後は東京の酒販店に就職し、休日には日本料理屋に通いながら、日本酒と料理の相性を1年間かけて学ぶ。
その後、店舗マネージャー、営業、日本酒テイスター、ワイン・ウイスキーバイヤーと、幅広い経験を積み、2023年7月にIMADEYAへ入社。
生産者、スタッフ、そして消費者をつなぐ架け橋として、多様なお酒の知識を活かし、市場を広げながら新たな可能性を追求している。
柴田酒造場/愛知県
孝の司 195年目の決意
¥ 6,237 (税込)
※10月中旬以降入荷予定・おひとり様1本まで
若手の夜明け選考会でも文句なしの高評価を獲得!ブラインドテイスティングで審査が進中、香りを嗅いだだけで他の審査員からも「優勝やん、これ…」と声が漏れていたほど。
圧倒的高品質でした。マスカットの香りに爽やかなガス感、綺麗さと超軟水の柔らかな輪郭、シャープな印象から後口のキレの良さも素晴らしく、非の打ち所がありません。
超軟水の欠点であるミネラル不足を原料の米から補う、宿命的風土を乗り越えたオンリーワンの味!
葵酒造
Maison Aoi Untitled 02 2025
¥ 3,960 (税込)
2024年12月経営体制を一新し、若いメンバー中心のチームが蔵を継承する形で再スタートした「葵酒造」。代表の青木里沙氏は金融業界出身という異業種からの転身者です。
引き継がれる前の銘柄である「長陵」も以前飲んだことがあり、その時から綺麗でバランスの良い銘柄であったと記憶しています。
葵酒造として初めての造りの中、蔵の癖や水と向き合いながらと初回で高いレベルに仕上げてきているのは素晴らしい!
またラベルの綺麗さや発信力も含め、これからの新しい日本酒の可能性を感じさせます。
福田酒造/長崎県
福海 山田錦
¥ 1,980 (税込)
福田ブランドから海を表現するお酒「福海」にリブランディングしたのは2023年12月のこと。福田社長の明るいキャラクターはお酒からも感じられるほどです。
蔵は福岡空港から車で3時間の日本最西端。名前の通り、蔵の目の前には青々とした海が広がります。その風景のように、爽やかで風が吹き抜けるような1本! シャープできめ細かな酸が広がり、最後はスッとキレるフィニッシュ。長崎のさざ波のような印象です。
伸びしろも感じさせる酒質で、今後が楽しみな銘柄です。
必ずご注文確定までお進みください。


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