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八千代酒造(やちよしゅぞう)
八千代酒造 Yachiyo syuzo
所在地:山口県萩市大字吉部下3306
創業:1887年
志すのは「農醸一貫」。山口のテロワールを表現する伝統と革新の酒蔵
明治20年創業。米作りから酒に醸すまでを「農醸一貫」として志している八千代酒造。
日本酒が生まれてくる気候や風土、環境全体を指す“テロワール”の概念を大切にしながら酒造りを追求し、 今もなお続く伝統に革新を加え、新たな価値を生み出すことに挑み続けます。
日本酒造りから山口県の未来まで。5代目女性蔵元の挑戦
1887年より代々続く八千代酒造は、家族で経営する年間わずか150石を造る小さな酒蔵です。
酒蔵の多くは軟水で仕込みますが、八千代酒造では大将山から流れ出る中硬水の伏流水を仕込み水に、 自社で減農薬栽培した山田錦を酒米に使用して、昔から続く伝統的な造りを脈々と受け継ぎながら酒を醸しています。
5代目蔵元となる蒲久美子さんは全国的にも珍しい、萩では唯一の女性杜氏。 大学進学を機に上京し、卒業後は栄養士やサプリメント管理士の資格を取得、その後病院と保育園に17年間勤務していました。
しかし、代々続く日本酒文化を守らなくてはならないという使命感から、5代目を継ぐ覚悟を決め2017年よりUターンされました。
「今もなお続く伝統に革新を加え、新たな価値を生み出すことに挑み続ける」という理念を掲げ、 ラベルデザインのリニューアルや、首都圏の飲食店を中心にイベントを開くなど、日本酒の裾野を広げています。
2019年には萩市内の「澄川酒造場」で修業を始め、同年春にはご自身で醸した新ブランドを発表し、女性杜氏としての大きな一歩を踏み出しました。
他にも、山口県で醸した日本酒を世界に発信し、地域で働く女性の姿を見せることで観光客の誘客や雇用の創出、移住者の増加に繋がるよう挑戦しています。
日本酒の伝統を尊重しつつ革新を加え、さらには日本酒を起点に山口県の発展までも担う八千代酒造の日本酒をいただき、一緒に応援していきましょう!
八千代酒造(やちよしゅぞう)
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